漫画家と契約の話(佐藤秀峰ブログ)

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雑誌の売上はどんどん下がっているというが、マンガの電子書籍の売上は上昇していると聞いた。

 自分もいくつかの電子書籍サイトの会員だが、毎日のようにキャンペーンやらクーポンやらのメールが配信されてくる。

 本屋じゃ安く買えないけど、電子書籍ならセールもクーポンも豊富だし、場所も取らないから便利なのは正義といったところか。

 漫画家のなかでも脱出版社をいちはやく試行錯誤してきた佐藤秀峰氏のブログによると、今でも新人漫画家に対しては、法律的にどうなの? これってブラックなゾーンじゃないの? 的な従来の出版社の慣行が相変わらず適応されているようですな。

 かといって出版社も斜陽産業で大手以外は経営が厳しいところも多いだろうし、このあたりは「最低賃金を上げたら会社が潰れてしまう中小企業」問題のようでムツカシイのであろう。

 昭和の昔には水野英子氏という当時の売れっ子漫画家でも、出版社とモメて干されたという話を読んだことがある。水野英子氏はトキワ荘世代で、出版社に干されたら同人誌くらいしか発表の手段がない時代だったから、さぞかし出版社も「上から目線」で対応されて悔しい思いをしたかもしれない。

 そんな水野氏も今では自らのwebサイトを持っているんだから隔世の感がありますが、近年はマンガ家の地位も上がってきたのかと思えば、佐藤氏のブログによると業界の原稿料は以前より下がっており、デジタルやアプリマンガはさらに低いという。

一体誰が儲かって、誰が搾取してるねん? とアニメ業界と同じような構造は解消されるどころか悪化しているのかもしれず、じゃあ漫画家自らが配信ビジネスに乗り出せば・・・といっても大きな会社と提携でもしない限り安定したビジネスのシステムを構築するのは難しいだろうし、さらに、結局は売れないと儲からないというコンテンツビジネスの根本原理もあり、作り手の多くがモヤモヤしたまま、今日も読者により漫画のページは捲られていくのであろう。

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