ゴミの億万長者──ダンプスター・ダイヴァー、マット・マローンの「文明論」wired_jp/ゴミ屋敷ではなくゴミ豪邸を目指す男

社会

「ゴミの中にお宝がある」と言ったのは特殊漫画家の根本敬氏だったっけな。
 
 マンガ家や歌手の場合、ヒット作で稼いだお金で建てた豪邸が○○御殿(○○は作品名)と呼ばれたりするが、この人がゴミ集めで稼いだ金で豪邸を建てたら「ゴミ御殿」と呼ばれたりするんだろうかと一瞬思ったが、考えてみたらアメリカ人なのでそんな呼ばれ方はされないよな。

 そもそも「ゴミ集め」と呼ぶなかれ、記事元のワイアードいわく「ダンプスター・ダイヴィング」と称されている。そう呼ぶとなんとなくカッコよく聴こえるから不思議だ。

 始めた理由も「セキュリティの仕事をしていて、クライアントの情報を探るため」という理由で、なかなか興味が湧いてくるではないか。

 そのうちにいろんなゴミが集まってきたというが、アメリカらしいのは、大きな機械類が集まってもガレージに溜めこんでおけるところか。

 そのうちに廃業しそうな店の見分け方までわかってきたそうで、まるで死にそうな動物を見分けて迫りゆくハイエナのようです。

さらに、

この仕事をしているのはマローンひとりではない。彼はオースティン地区にゴミ収集家たちの一大コミュニティがあることをつかんでいた。こうしたゴミ漁りの起業家たちは大半が労働者階級の白人で、大量の私物を持ち歩きながらその日暮らしをしているハスラーだった。

我々一般の日本人が知らないアメリカの姿という気がして、非常に興味をそそられるものがある。

 ハスラーなんだけど株で勝負するほどの資産もなく、ゴミを賭け金に換えて生きているようなプワーホワイトの実態も、今のアメリカのリアルを写しているといったところか。

そんな彼らにとって迫る脅威とは、「業務用のゴミ圧縮機」というのがまたソソられる。

しかしコレほんとに映画化できるようなネタがいっぱいありそう。ドキュメンタリーでもいいしぜひ見たいものです。

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