蘇生を願い、人体を冷凍保存する人々/ナショナル ジオグラフィック

サイエンス

現代版古代エジプトのミイラかと思いきや、ロシア哲学史の背景があるのだという。

20世紀初頭、ロシアでは哲学者のニコライ・フョードロヴィチ・フョードロフらの提唱により、十分な時間があれば、人間は悪や死を克服できるという考えに根ざしたロシア宇宙主義運動が起こった。人の一生が短すぎるならば、それを延ばせばよい、死んだ後も腐敗を止めて、世界の技術が追いつくのを待てばよいと彼らは考えた。

「ロシア宇宙主義」なんて知らなかったが、20世紀初頭ならドストエフスキー死後20年くらいの頃そんな運動が起こっていたとは。
近代ロシアの思想や宗教史はよくわからないが、それゆえにミステリアスに感じてしまう。

もしも死んだ人間を生き返られることができるようになったとしても、記憶や自我はどうなっているのだろうか。

壊れたPCを直して、電源を入れればHD上のデータとともに復旧されるように、人間の脳内の記憶や思考パターン(性格、人格)はどうなるのか?

この辺りは脳科学の専門家に聞いてみたいところだが、実際に実験したことは・・あるかもしれないが公表されないだろうし、結局真実はわからないといったところか。

 この会社が潰れてしまったらどうなるのだろうか? キリストのように死後の復活を願って冷凍保存されたものの、保管会社の倒産によって無縁仏になってしまい(遺族の子孫に迷惑がられて引き取りを拒否される)、保存施設は仮想通貨のマイニング施設として「居抜き」物件のまま使われる・・・なんて皮肉な結果を想像してしまうのだが。

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