炭酸泉はキケンなのか?「有馬温泉死亡事故」を温泉のプロが検証#MAG2NEWS/「高い山に登ると酸素が薄くなる」は間違い

有馬温泉の歴史資料館で、遺構の底に溜まった炭酸ガスにより、職員の方が酸欠で亡くなられたという。

有毒ガスなら警告板や異臭などで警戒心も湧くが、窪地などに溜まる二酸化炭素には油断しがちである。

自分も火山や温泉地に行ったら気をつけねば・・・と思って元記事を読んでいたら、今までなんとなく常識だと思っていたことを覆されてビックリした。

しばしば間違われるのが「高い山に登ると酸素が薄くなる」という考え方。高山に登って下がるのは気圧であり、大気中の酸素濃度はどこでも約21%で一定である。が、気圧が下がると空気の密度が下がるため、一度に吸い込める空気の量が減って、それに比例して吸い込む酸素量も減ることになる。しかし、あくまで酸素濃度は同じで、薄くなるのは酸素ではなく「空気」もしくは「大気の密度」というのが正しい。各種の資料によれば、人間は酸素濃度16%以下だと、酸欠で死んでしまうという。

富士山など高山では、てっきり大気中の酸素が薄くなって高山病になるのかと思っていたが、実は気圧低下によって空気の吸入量が減ることにより酸素不足になるのだという。

己の無知を恥じ、昔の修験者のように富士山やアルプスの高山に登って反省したいところだが、今の季節に行ったら遭難してしまうので、やはり冬は温泉で身体を温め、より知識の習得に励むしかない・・・と言いつつ、そんな金も暇もないのだけれども・・・。

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