死んだ息子の精子で孫を――イスラエルで増える遺体からの精子採取……家族の遺体から精子を採取して子供をつくりたいと望む人が増えている— ニューズウィーク日本版

国際
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イスラエルは国際社会における存在感(問題児的ではあるが)の割には人口そのものは驚くほど少ない国なので、この背景には人口問題も関わっているのかなと感じてしまう。

いわゆる戦中日本の「産めよ増やせよ」といった感じで、人口政策の一環として許容、もしかしたら積極的に受容していこうといった雰囲気すらあるのかどうか興味の湧くところ。

当然、母親が仕事しながら子育てすることになるのだろうが、こういったケースの養育費は国からどれほど支援されるのか?

国がこういう経緯で生まれた子ですと認定する制度でもあるのかなど、いろいろと聞いてみたくなるのだが。

しかし、そこまでして子供を欲しがる親が多いのはなぜなのかというと、

イスラエルはOECD(経済は協力開発機構)加盟の先進国中で最も出生率が高い国だ。40代の女性でも、体外受精による出産を望むなら国の補助金を得られる。全てはユダヤ人の血筋を絶やさぬため、国民には自分の遺伝子を次の世代に伝えていく権利があるという強い信念ゆのえだ

 という、単なる富国強兵政策を超えたユダヤ人の歴史的な経緯が浮かび上がってくるのであった。

 そういえば聖書の冒頭には、誰々は誰々の子で・・・みたいな血統譜が書かれているが、聖書が成立した遥か昔の時代から、ユダヤ人は血統を継承して残すことに並々ならぬアイディンティティを見出してきたのであろうか。

パレスチナ問題もこういった歴史の元に存在し、ゆえに容易に解決できない問題として、先祖からの血を守るために、新たな生命の血が流されて続けてゆくのか。

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