それでもアメリカが銃を規制できない理由 東洋経済オンライン

社会

 

日本でも時々、通り魔が刃物をふりかざして人を襲ったりするが
ほとんどの日本人はふだん丸腰で街を歩いているから、武道の達人でもない限り対処するのは難しいであろう。

ましてや、通り魔が連発式の銃を乱射していたら、何が起こったかもわからないうちに死んでしまうかもしれない。

アメリカ人は「開拓」という名目で先住民から土地を奪って国を創ったので、銃がないと復讐されてしまう恐怖があるのかもしれない。

だが、身を守るはずのための銃で、いつ自分が撃たれるかもしれないと戦々恐々するようになってしまうとは、まるで皮肉な寓話のようでもある。

日本でも戦国時代までは、農民でも15歳くらいから刀を腰に差していたらしいのだが、警察も監視カメラもない時代、人気のない道で盗賊などから襲われたら丸腰ではひとたまりもないので、武装するのは当然という発想になるのはよくわかるような気がする。

その後の秀吉から徳川の時代までにいっせーのせっで庶民から銃や刀を取り上げたため、銃刀による凶悪犯罪が減ってめでたしめでだしとなったわけだが、現代のアメリカでそれを実行するのは難しいだろう。

自主的に銃を持たないという運動をしても、銃を持った犯罪者に襲われたら身を守る手段がなくなってしまう。

悪人ほど銃を持ってやりたい放題になり、ますます凶悪犯罪がはこびってしまうという矛盾は、核や軍事力の削減と同じジレンマをはらんでいるのであろう。

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