まぐまぐの小川和久(軍事アナリスト)インタビューがわかりやすくツボを押さえていてタメになる件

軍事
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http://www.mag2.com/magspe/interview119/

実は、先進国のレベルで言うと、世界的にも軍事評論家という立場はないのですよ。というのは、軍事は国家・国民の安全の問題ですよね。国が亡びるか繁栄するか、国民が生きるか死ぬかのテーマを扱うわけですから、評論・批評の対象ではない。どんなに優れたものでも評論・批評は感想ですから。それに対して、軍事はあくまで分析の対象なのです。だから、先進国ではみんな“評論家”ではなくて“アナリスト”。

マスコミ、特にテレビにおける物書きの肩書というのはテキトーなもので、番組のスタッフが勝手につけたりすることもあるらしいが、小川氏は自らアナリストと名乗ったという。

その理由からして、国家における軍事というものの重要性を示していて面白い。

どんなに中国が近代的な兵器をそろえようとも、データ中継のためのネットワークの整備が遅れています。たとえばデータ中継用の人工衛星ですが、アメリカは30個以上持っていますが、中国は2つしかない。それではせっかくの兵器も動かない

と感情論になりがちな中国脅威論を冷静にたしなめ、

日本列島から地球の半分の範囲に軍事力を展開する形です。だからアメリカにとって日本列島は、たったひとつしかない戦略的根拠地なのです。ということは、日本列島に手を出したらアメリカの逆鱗に触れる。場合によっては核兵器で反撃される。それを中国も北朝鮮もわかっているから、まず手を出しません。それが日本にとっての抑止力になっているのです。

左派はもちろん、保守派でも反米派が傾きがちな「米軍出ていけ」論をアッサリ黙らせてしまいそうな、簡潔でわかりやすく説得力ある論旨。

とはいえ問題はトランプがそれをちゃんと認識しているかどうか・・・・なのと、アメリカにとっても必要なのだからこそ、日本の属国か植民地扱いはもうちょっとなんとかならないのかと思ってしまうのだが・・・

それはさておき、事実に基づいた冷静な論理的思考がやはり何よりも重要ということが再認識させられるインタビューの見本ですな

 

 

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